以前、日本版「ダウの犬」の記事を書きました。
2024年も4ヶ月終了し、市場でも色んなことが起こりました。TOPIXは年初から+15.9%(4月末現在)です。私はTOPIX連動のインデックス投信に投資していますので、特に不満はありません。
しかし、日本版「ダウの犬」を実践していてた場合、どのようなパフォーマンスになっているのか興味があります。
と言うことで、本記事は2024年に日本版「ダウの犬」を実践してた場合の4月末までのパフォーマンスについて、解説します。
(「ダウの犬」、日本版「ダウの犬」の詳細を知りたい方は、下記リンクをまずお読みください。)
2023年末での、私の結論
2023年末での、私の結論は、日本版「ダウの犬」は採用せずに「TOPIX連動のインデックス投信」の購入でした。
理由は以下の通りです。
- この投資法を実施するには、まとまったお金が必要になり、そのハードルが高い
(各銘柄の投資額上限70万円の場合で、上位5銘柄で「350万円」。上位10銘柄で「700万円」必要) - 年1回ではあるが、年始の銘柄選定と年末のリバランスがめんどくさい
【2024年4月末】日本版「ダウの犬」のパフォーマンス
日本版「ダウの犬」の1月〜4月末までの結果は下記の通りです、
ざっくり計算しているので、そこはご愛嬌。
各銘柄への均等投資は、わかりやすく100万円を年初株価(A)で買える分だけ購入したと仮定。
(日本は100株単位でしか株を買えない&ミニ株は、私がやり方を知らないので無視しています。)
結果、2024年4月末までのパフォーマンスは、日本版「ダウの犬」の方が「TOPIX」よりパフォーマンスが良かった。
また「TOPIXコア30」上位10銘柄>上位5銘柄の方がパフォーマンスが良かったです。
しかし、「TOPIXコア30」上位5銘柄は、たったのTOPIX差「+2.6%」と思ってはいけません。この数字には、配当を加味していません。ここに配当(配当)を加味すると…。
「TOPIXコア30」上位5銘柄(配当加味)は、「22.8%(TOPIX差+6.9%)」。「TOPIXコア30」上位10銘柄(配当加味)においては、「29.7%(TOPIX差+13.8%)」。
…。
……。
やっとけば良かった。。。
ちなみに同時期のみんな大好き「S&P500」「オルカン」のパフォーマンスは下記の通りです。
「S&P500」連動のインデックス投信(円建て)は「19.4%」。「オール・カントリー・ワールド・インデック(通称オルカン)」連動のインデック投信「17.9%」。
こちらも日本版「ダウの犬」のパフィーマンスに負けています。
今から日本版「ダウの犬」を実践すべきか?
過去の(2007〜2021年)の平均から考えてみましょう。下の図をご覧ください。
上記画像の出典元:https://www.nam.co.jp/market/column/hosoku/2022/220523.html#text01
過去の平均を見ると、年の途中から日本版「ダウの犬」をすべきではないです。下手に欲をかくとTOPIXに負けてしまいます。
私は、実践せずにじっと見守ろうと思います。で、2025年にやるかどうかを考えつくします。
まとめ
今回は「【2024年4月末】日本版「ダウの犬」のパフォーマンス」について解説しました。日本版「ダウの犬」のような、年初だけに参加のチャンスがあるのではなく、いつでも始めれる投資も重要です。
以下の記事では、いつ初めても良い「誰でも結果が出せる!「長期積立」投資」について解説していますので、こちらの記事も是非とも併せて読んでみてください。
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