学生時代には教科書がありました。みんな、その教科書をもとに国語や算数を学びました。
そのため、みんな一定レベルの読み書き、算数が出来ます。
教科書を通して、再現性を学ぶことが出来ました。
しかし、社会人になった途端、教科書などありません。各々の会社で、OJTを通して仕事を学びます。
いい職場や上司・先輩にあたれば、いい仕事術を学び、仕事ができるようになる。当たらなければ、独自で学ぶか、非効率に仕事をするようになる。
いわゆる職場ガチャです。これでは再現性がありません。
今回紹介する『仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』(北野唯我/著)は、「仕事ができる人になる再現性」がある本です。
- 仕事のスピードが上がる
- わかりやすい文章が作れる
- 相手が「YES」という提案ができる
- 健康のセルフコントールが身につく
『仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』とは?
(株)ワンキャリア 取締役で、「職業人生の設計」「組織戦略」専門家の北野唯我の著書。
効率化/文章・会話/提案/セルフコントロール
ベストセラー『転職の思考法』『天才を殺す凡人』の著者がすべてのビジネスパーソンにおくる一生使える仕事術図鑑!
●最速・最短で「仕事ができる人」になりたい新入社員から、働き方をアップデートしたいベテランまで、使える!
●オールカラー&多数のイラストだから、わかりやすい! 読み進めたくなる!
●はじめに・おわりに・各CHAPTERのイントロは、著者から読者への手紙形式。「きびしい資本市場を生き抜いていってほしい!」という、著者の熱い思いが詰まっています。
出典:https://www.nihontosho.co.jp/book/b600281.html
なぜこの本を読んだのか?
私も歳をとり、後輩を指導することも増えました。
しかし、私も仕事をほぼ独学で学んだこともあり、言語化が難しい。また私が出来ていないことや気づいていないことも多々あります。
そこで、後輩指導と自分のアップデートのため、この本を手に取りました。
私が日常的にやっていることも書かれている一方、私が苦手としていることも仕事術として書かれていました。
私は20年近くサラリーマンをしていますが、この本は納得の内容でした。私が若手の時に、この本を読んでたら、もう少しは大成できたと思います。
印象に残った箇所
「私が持っているすべての技術を1冊の本にする」(5ページ)
この言葉通り、筆者の仕事術が惜しみなく書かれています。
「目標→計画→行動」の順番を頭に叩き込もう
(中略)必ず目標をもって仕事に取り掛かるべき」(22ページ)
目的が「相談」か「共有」か「意思決定」かを、まず伝えてからスタートせよ(52ページ)
誰でも、今からすぐできることです。これを意識して実行するだけでも、ライバルと差が付けられると思います。
それぐらい私の会社でも出来ていない人が多いです。
(年齢に関係なく、出来ていない。)
この他にも仕事をしていくことで為になることが書かれています。
他人に勧めたい理由
この本の内容を実行すれば、ビジネス社会を生き抜くことができるでしょう。それどころか、出世頭になれると思います。
それぐらい素晴らしい本だと思います。
「実行するのが面倒くさい」ことも書かれています。
(ところどころで著者もそのように書かれています)
しかし、「ライバルに勝ちたい。」「成長したい。」と考えるのなら、少しづつでもいいので、実行すべきです。
必要なのは、大きな努力ではなく、1日づつの紙一重の努力です。
その紙一重が積み重なることで、ライバルとの大きな差になっていきます。
まとめ
今回は『仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』(北野唯我/著)を紹介しました。
知っていれば、すぐ出来ることもあれば、継続することが面倒臭いことも記載されています。しかし、「知りながら実行しないこと」と「知らずに実行しないこと」は、似て非なるものです。
今回紹介した書籍は⏬。是非一読ください。必ずあなたの為になります。
仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた [ 北野唯我 ] 価格:1650円 |
また下記のあせて読みたいでは、書籍の中身をわかりやすく解説しています。今回の本の内容に興味がある方は、下記も一読ください。