「インプットとアウトプットってなに?」「インプットはするけどアウトプットができていない」「読書をするけど、インプットもアウトプットもできてる気がしない」
こんな悩みはないでしょうか?
私も同じような悩みを持っていました。私は、年間50冊(週1冊)ほど、読書をします。しかし、過去に読んだビジネス書や経済書が全然自分の身になっていないと痛感することが多々ありました。
この記事では『「すぐやる人」の読書術』(塚本亮 著)から自分の成長に活かす「インプット」「アウトプット」の読書術を紹介します。
私もこの方法を実施することで、「インプット」→「アウトプット」の流れができ、知識も定着したと感じています。
『「すぐやる人」の読書術』塚本亮(2019年/明日香出版社)
「アウトプット」しないと現実世界は変わらない
- 「入力」すること(EX.「読む」「聞く」「見る」)
- 「出力」すること(ex.「話す」「書く」「行動する」)
「インプット」すれば、脳の中の情報や知識が増えます。しかし、「インプット」だけでは現実世界は何も変わりません。「アウトプット」という「行動」をすることで、初めて現実世界に影響を与えることができます。
なぜ「読書」するのか?
世の中には色んな本があります。ビジネス書、実用書、経済書、小説などなど。
私は主にビジネス書や実用書を読みます。「自分の知識を増やしたい」「仕事で楽したい」からです。突き詰めれば、少しでも自分の現実を変えたいからです。
しかし、読書した(「インプット」)だけでは、残念ながら現実は変わりませんでした。「インプット」した知識をアウトプットしていないからです。
読書では、他人の体験や思考に触れることができます。しかし、それをそのまま読んで終わりでは、他人事のままで終了です。自分が直面している現実は何ひとつ変わりません。
例えばビジネス書を読む場合は、「自分だったらどうするか」「この本を読んでどのように自分は行動するか」と考えながらビジネス書を読む事が大切です。
読書の目的を「明確」にする
読書をすると、大量の情報を得ることができます。
そのため、読書の目的が「明確」でないと、「情報を得た」ということだけで満足してしまいます。(「インプット」だけで満足してしまう。)
娯楽のための読書なら問題ありませんが、「読書から何かを得たい」「参考にしたい」と思っての読書ではNGです。
そうならないためにも、「この読書から何を得たいのか」と目的を「明確」にしたうえで、読書を始めましょう。(「アウトプット」を前提に、読書で「インプット」する。)
- 自分はどのように現実を変えたいのか?
- 「読書」を通じて、どの様な課題を解決したいのか?
- 自分はこの読書に何を期待しているのか
無理に最後まで読む必要はない
読書で気になる箇所があったら、律儀に最後まで読む必要はありません。
本を閉じて、すぐに行動に移しましょう。
1冊の本が全て役に立つとも限りませんし、人によって必要な情報も違います。
自分に必要な「アウトプットできそうな箇所だけを選んで実践する」それだけ十分です。
また読みづらい本は無理に読まなくても問題ありません。「自分に合わないな」と思ったら、途中で読むのを止めましょう。時間の無駄です。
本を読み、自分の中で感情の変化が起こった瞬間にアウトプットする。これを習慣にしましょう。
本を読み切るより、今の瞬間に行動を起こすことの方が、よほど重要です。
アウトプットの基本は「実践する」「シェアする」「集める」
先ほどから「アウトプット」「アウトプット」と出てきましたので、最後に「アウトプット」について説明します。
アウトプットの基本は「実践する」「シェアする」「集める」の3つです。
この3つのアウトプットを意識することで、ビジネス書を読むからの学びも増え、あなたも加速度的に成長できることでしょう。
- 【実践する 】
読書で得た知識を仕事や生活に応用すること。
記憶に最も強く残るため、これが最も強力なアウトプットです。 - 【シェアする 】
自分が読んだ内容を誰かに伝えること。
「話すこと」「書くことです」。
読書で得た知識を誰かに話したり、文章にして伝えたりすることを指します。 - 【集める 】
いますぐ「実戦する」も「シェアする」もできない時にする、将来のための行動。
いつか役に立つ情報や、壁にぶつかった時に振り返りたい情報をためていくのです。
まとめ
読書(「インプット」)だけで成長するというの非常に難しいです。
読書という「インプット」に、行動するという「アウトプット」を掛け合わせることで、初めて成長できるのです。
是非とも、次の行動(「アウトプット」)を意識して、読書してくだい(「インプット」)。それだけで、何も考えずに読書していた時より、あなたは成長していくでしょう。
下記の「あわせて読みたい」では、仕事で成果を出すための「インプットをアウトプットする4つの方法」を紹介しています。是非、一読ください。
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