あなたはどのような方法で投資していますか?
残念ながら、なんとなく株や投信を買っていても確かなリターンは見込めません。
また証券会社や銀行からのおすすめを「なんとなく」で買うのも危険です。
(彼ら彼女らの大半は、「あなたから利益」を得るのが目的です。)
当記事では、誰でも結果で出て、やり方が簡単な「長期積立」投資を紹介します。
この記事を読むことで、金融リテラシーを高めましょう!
「底値で買って、高値で売る」はハードルが高い!!
投資の基本「底値で買って、高値で売る」。
至ってシンプルです。
世の中に投資の書籍は何千冊以上と出版されているでしょう。
私も100冊近く読みましたが、この投資の基本を実践できていません。
当たり前です。
底値かまだ下がるのか、その時点では誰にもわからないのです。
そのため、「今が底値!」という判断に迷いが生じます。
また、「この金額まで来たら買い!(または売り)」とルールを決めても、不安が勝りルールを守れません。
誰も彼もが自分が定めたルールを的確に守れるほど、意志が強くないのです。
株で資産で大きく増やしたとメディアに出てる人たちは、この判断ができ、意志が強固なのでしょう。
これは会社研究の成果でもありますが、本人の性格・経験に依るところも多いと私は思います。
その為、この人たちと同じことをしようとしても「再現性」がないのです。
(この人たちの後ろに、この方法で失敗した見えない死屍累々がいます。)
投資初心者はこの方法で投資するには、ハードルが高いのです。
そして、好き好んで死屍累々の一部になる必要はないのです。
「長期積立」投資は「再現性」が高い!
そこで、投資初心者は「再現性」の高い方法に頼るのです。
それが「長期積立」投資です。
長期積立投資とは、言葉そのまま(投資対象を)長期的に保有し、さらに定期的に一定額を積み立てる投資方法です。
長期の明確な定義はないのですが、私は10年以上と考えています。
- 長期投資することで複利を味方につける。
(「複利は人類最大の発明」by アインシュタイン) - 短期(1〜2年)では結果が出にくいし、出ても微々たる利益。
- 年利7%で10年運用できれば、元金の2倍になる!!
(目標として分かりやすい。)
また定期的に一定額を「積み立てる」ことで、購入単価を抑えることができます。
- 定期的に一定額を積みて立て、購入価格を平均化するので、購入価格を低く抑えられる。
(底値で買うことは難しいので、平均を取りに行く方法です。)
このように投資タイミングを「分散」するで、高値掴みするリスクを回避するのです。
また定期的に購入するので、コロナショックやリーマンショックの時の様な底値でも、拾えることが可能です。
長い時間かけてお金を増やすことで、誰でも「お金に困らない人生」を選択できるのです。
投資対象も「分散」する
ドルコスト平均法で、時間の「分散」しました。
次は投資対象を「分散」することで、よりリスクを減らしましょう。
一つの銘柄だけに投資してしまうと、その一つがダメだった場合、何もできなくなります。
特定の銘柄と心中する必要など全くないのです。
そうならないためにも、特定の銘柄だけに投資するのではなく、最低でも5銘柄に分散しましょう。
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言も投資の世界にあるぐらいです。
投資初心者の「分散投資」は、インデックス投信で
しかし、「分散投資をしろ」と言われても、投資初心者が銘柄を選ぶのは簡単ではないです。
そもそも株なら、1銘柄買うのに、大体20万円(100万円越えの銘柄もあり)は必要です。
分散投資で最低5銘柄に投資するなら、「20万円×5銘柄=100万円」必要になります。
「100万円」ないと、投資のスタートにも立てないのでは、貧乏人は何もできなくなります。
そこで、私が考える投資初心者の「分散投資」を紹介します。
投資初心者は投資信託。それもインデックス投信を購入しましょう。
これなら、毎月1千円からでも積立購入できます。
ここで注意ですが、購入手数料が無料(ノーロード)のインデックス投信を買いましょう。
長期で定期的に購入するのですから、購入手数料はバカにできません。
- 投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債権などに投資・運用する商品
⇨(詳細は投資信託協会のページに)https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/
- 投資信託の中で、市場平均(ex.日経平均、NYダウ 等)への連動を目指す投信
⇔アクティブ投信(市場平均+αの運用成績を目指す投信)
私のおすすめは「TOPIX(日本)」と「S&P500(米国)」連動のインデックス投信です。
私は毎月50%&50%の比率でこの2銘柄を購入しています。
(両方とも三菱UFJアセットマネジメント株のeMAXISシリーズ)
「TOPIX(日本)」なら、東証1部上場の全銘柄に「分散」投資。
「S&P500(米国)」なら、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場(登録)の約500銘柄に「分散」投資。
ほったらかしで「長期積立」する
投資初心者がとるべき投資方法は理解いただけたと思います。
(「長期積立」&「インデックス投信」)
しかし、これを続けるのに、もう一つ高いハードルがあります。
“手動”で「長期積立」しようとすると、非常に難しいのです。
自分で決めた購入日を忙しくて忘れることもあるでしょう。
めんどくさくなって、購入作業をスキップしてしまうこともあるでしょう。
これでは、「長期積立」投資できません。
そこで役に立つのが、ネット証券の「積立設定」です。
証券口座にお金を入れておけば、設定している日に自動でインデックス投信を購入してくれます。
証券口座に入金するのを忘れてしまう人は、合わせて「自動入金設定」もしましょう。
設定している日に自動で「(設定した)銀行口座」から「証券口座」へ入金してくれます。
このように、毎月自分の手を煩わせない「ほったらかし」にすることで「長期積立」するハードルが下がり継続が可能になるのです。
まとめ
今回の記事では、誰でも結果で出て、やり方が簡単な「長期積立」投資を紹介しました。
初心者も投資は、ローリスクローリターンから始めましょう。
しかし、それを長期間することで、誰でも「お金に困らない人生」を選択できます。
下記の「あわせて読みたい」では、『投資の対象・タイミングの「分散」の必要性』について、説明しています。
また「ピックアップ」では、私が「TOPIX(日本)」と「S &P500(米国)」連動のインデックス投信をおすすめしている理由について、私見を述べています。
投資に興味ある方は、是非一読ください。
まずは口座開設を⏬
- この記事は利益を保証するものではなく、損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
- できる限り正確な情報提供を心がけておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。
- 最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。