コツは4つだけ!結果を出すために人を動かすプレゼンの仕方

仕事のコツ
スポンサーリンク

いくら論理的に「プレゼン」しても、聞き手が何も動かなければ、意味がありません。

それでは、あなたにとっても、聞き手にとっても無駄な「プレゼン」になってしまいます。

「プレゼン」の聞き手は「プレゼン」を聞いたからと、動いてくれるわけではありません。

聞き手を動かすためには、聞き手の「気持ち」を「心」を動かす必要があります。

しかし、それを聞き手に期待してるだけでは、あなたの「プレゼンの成功率」は全く上がりません。

この記事では、たった一言、「添えるだけ」「言い換えるだけ」で人の気持ちを「動かす」コツを紹介します。

スポンサーリンク

聞き手を動かすには、「インセンティブ(利益)」が必要

あなたも体験したことがあると思いますが、正論をかざしただけでは、聞き手は動きません。

また現況(現実)を説明しただけでも、聞き手は動きません。

なぜか?

それだけでは、聞き手の「インセンティブ(利益)」がないからです。

自分が聞き手の立場になって考えてみると、納得しやすいでしょう。

自分に「インセンティブ(利益)」がないのに、今までやらなかったことを新たに始めたり、改善したりするでしょうか?

そもそも「プレゼン(話)」をしっかり聞こうと思うでしょうか?

聞き手を動かすためには「インセンティブ(利益)」を明確にする必要があるのです。

「インセンティブ(利益)」があるから、聞き手はあなたの「プレゼン」を(しっかりと)聞き、行動に移
すのです

「プレゼン」の大前提として、聞き手の「インセンティブ(利益)」を明確にしたうえで、それを伝える必要があるのです。

また「インセンティブ(利益)」は相手によって異なります。

(ex.「お金」「承認欲求の満足」「自分の時間」等)

聞き手の「インセンティブ(利益)」が何か?

「プレゼン」する前にリサーチできれば、あなたの「プレゼン」の成功率は飛躍的に上がることでしょう。

相手に「絵を見せる」ように話す

「やる気」「構造改革」「イノベーション」。

カッコイイ言葉です。

しかし、このような抽象的な言葉を詰め込まれても、頭の中に全く「絵」が浮かばない人が多数でしょう。

聞いた瞬間から記憶にも印象にも残らない。

これでは心を動かすことは難しいでしょう。

コミュニケーションの最重要ルールは、相手に「絵を見せる」ように話すということです。

相手の心を動かそうとするな
、「情景の浮かばない言葉」でななく、「見せる」「感じさせる」言葉にこだわりましょう。

言葉に「数字」を入れる

数字も上手に使用すれば、「見せる」「感じさせる」言葉になります。

数字を活かすことで、話に躍動感が生まれ、説得力が増すのです。

「プレゼン」における数字の入れ方(例)
  • あえて丸めない(正確な)数字を使用
    「大まか」ではなく、「細かい(正確な)数字」を使用することで、規模感とインパクトを演出しましょう。

    (ex.「“さまざまな”事業」→「33の事業」、「“多くの”お客様」→「“98か国、1万5629社”のお客さま」)

  • 数字を「相対的」に見せる
    数字そのものより、その数字の「希少性」や「大きな変化」を相対的に強調することで、その数字の意味を見せましょう。

    (ex.「2個、手に入った」→「“世界で10個しかないうちの”2個、手に入った」、「売上が123億円に」→「売上が前年比98%増加で123億円に」)

  • 同じ数字でも、表現の仕方によって印象が全く異なる

    人間は、リスクや損失の数字の方が記憶に残ますし、割合(パーセンテージ)や総数などの表現方法で印象が変わることも、覚えておきましょう。

    (ex.「“成功率89%”のキャンペーン」→「“失敗率11%”のキャンペーン」、「日本人の“1万2000人”に影響」→「日本人の“0.01%”に影響」)

ここぞ!というポイントでは「合図」を出す

プレゼンの中でも、最も聞いて欲しいポイントを話す時に自分から合図を出すのです。

やり方はいたって簡単。

聞き手の「興味に」スイッチを入れる言葉①
  • 「ここが私の言いたいポイントです。絶対聞いてください。」
  • 「絶対に覚えて帰っていただきたいポイントを今から言います。」

と目立つように旗を振るのです。

このような言葉を発して、聞き手の「これだけは聞かなきゃ」スイッチをオンにするのです。

さらにポイントは、この言葉を言い切った後に一拍“間”を空けること。

この“間”を開けることで、緊張感が生まれ、その後の内容に関心が集まります。

(聞き手が聞く準備を作る“間”でもあります。)

聞き手の「興味に」スイッチを入れる言葉②
  • 「たった」「わずか」「今すぐ」「だけ」「〜に限り」「限定」

気づかれた方もいると思いますが、これらは通販で多様される言葉です。

「いつまでもあるわけでない」「たくさんあるわけでない」という「欠乏」「希少」状態によって危機感を煽り、聞き手を行動へと駆り立てる言葉になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

あなたは無意識でどれだけ、やれているでしょうか?

「無意識でやれている」または「こんなことしなくても結果が出ている」。
そんな方は、今回紹介したことを無理にする必要はないでしょう。

しかし、「プレゼンの結果が出ていない」「プレゼンの成功率が低い」。
そんな方は、是非、試してみてください。


今回紹介した一言を、「添えるだけ」「言い換えるだけ」あなたの「プレゼンの成功率」が劇的に変わるかも知れません。

参考文献

『世界最高の話し方』岡本純子(2020年/東洋経済新報社)

参考文献⏬の本を読むことで、さらに理解を深めることができます。

世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール [ 岡本 純子 ]

価格:1540円
(2024/3/31 23:32時点)
感想(20件)

コメント

タイトルとURLをコピーしました